beeneu’s blog

情報学(プログラミングとか)を学ぶ大学生。

人を感動させるには

表現者を欠片も見せなければ、表現するそのものだけに集中させれば、

人は世界に引きずり込めると思う。

 

私は、表現者の性格や感情が見えると、現実に引き戻されてしまう特性がある。「表現者はこう思っているんだ」と感じてしまうと、それはもう現実と繋がった世界であるから、必然的に現実に目を向けてしまう。また、表現世界の感情や表現技法は現実で行うと異質で奇妙だ。それに、現実では表現された心と実際の心はほとんどの場合、等しくない。それはしっかりとコーティングされていて、いかようにも取れてしまう。だから、思い込むことができなくなってしまう。

しかし、この役はこう思っているんだ、と役にのめり込むと、もう抜け出せなくなってしまう。それは、フィクションや作られた世界の住人は、表現された感情のみで動くからだ。我々はそれを素直に受け取ればいい。変に推測して、振り回される心配がない。するとすれば、表現されたものを手繰り寄せて全体のながれを見ればいい。そしてそれは、ほとんどの場合、感じ方は他人と同じだ。

 

もう何書いてるのかわからなくなってきた

人に期待しすぎらしい

友人に、「人に期待しすぎてるんじゃない?」と言われた。

 

ええそうかな??????

自分ではそんなつもりは全くない。むしろ根本的に人は信用していない。

友達だって身内だって信用していない。なんなら自分自身も信じてない。

だからこそ自分の心のバランスが保ててるんじゃないか。理性を保っていられるんじゃないか。

 

でも昨日思ったのが

 

「考えれば分かることだよね」と思いがちなのかもしれない。

 

私は「普通」がわからない子どもだったので、普通になれるように努力してきた。論理的に考え、たまに人の気持ちを推測すれば普通になれる。私にない考え方をする人に出会った場合は、全力で理解しようとし、「そういう人もいるんだ」と心から思えるようにしてきた。

私とは違う、天才的な人に出会っても、「あの人にできるなら私にもできる」と全力で向き合ってきた。

もちろんそれでも、自分の考えがぶった切られたり、どうしても話が通じない人もいるのも理解していて、そういう場合は私が正しいとは思わず、何かが行き違ったんだと思っていた。それこそ、考え方のバランスを保ち、中立的な考えを持とうと努力してきた。

 

だからこそ、私が一番正しい、というプライドが出来上がってしまったのかもしれない。

自分だけを信じるのではなく、等しく全員を疑ってかかっていたからこそ、

「しっかり考えれば私と同じ結論になるはず」とどこかで考えていたのかもしれない。

 

でも、そうだよね。そりゃそうだ。私の考えも経験ありきで、その経験をしている人だってあまり多いとは思っていない。なのにそれを鑑みずに押し付けていたのはこちらだったか。

全員の独自の考え方から外れ、論理的に考えれば一つの結論になるはずと思っていた私がズレていたみたいだ。たしかに、普通に考えればそんなはずないか。論理的に考えた結果がズレることが”それぞれの思考回路”なんだからね。

SecHack365の説明会に行ってきた

SecHack365。

SECCON2023に参加した流れで、twitterから知ったNICT主催のセキュリティハッカソン

 

将来私はセキュリティのエンジニアになりたいので、そのための技術を磨きたいなと思っていた。でも正直、ハッカソンというだけで怖いし、セキュリティなんて未だに壁感じてるし。

 

それでも勇気を出して参加した。するとなんとまあびっくり。聞くからに子どもみたいなやつがいる(言い過ぎか)なら私だっていていいだろと開き直ってしまった。情けない。

 

ここでは感想というより、説明会に参加して知ったことを書いていく。

説明会はオンラインで行われた。説明順に書き記していこうと思う。

プレゼン1

セキュリティは人材不足に直面している。人材不足になる原因は、様々なミスマッチが生じているからなのでは?

SecHack365は、人材不足の穴を埋めるためのシステムを作ったり、そのための研究をする場所になっている。例えば①人での代わりになるようなツール(Webアプリケーションの脆弱性監査ツール、攻撃的投稿調査ツール、VirusTotalの不確実性を補完するツール)を作ったり、②人の能力を拡大してくれるサービス(生成AI、開発環境に馴染むWebアプリ向けFuzzingツール SecHackFuzz、Seknotあなただけの暗号資産で新しい世界を)を作ったり。

 

なんかどれもすごそうだが、最初からすごいわけではないらしい。ちなみにここにちゃんと例も書いてあるのは、いつか自分が理解できたらいいなあと思ったからです。今はほぼわからねえ。

 

SecHack365では、アイデアを出すところからサポートをしてくれる。毎日100個考える訓練をしたり、組み合わせや足し算引き算を考えたり、くだらないアイデアを怖れないようなサポートをして、アイデアを出していく。そして使えそうで面白そうなものがバッチリわかっちゃう経験豊富なプロのトレーナーが手助けしてそのアイデアや発想を育てる。その後(ここからはじまることもある)は、100の説明よりも1の現物。手を動かして作ってみようという段階に入り、作ったものを説明し、見せて、意見やコメントをもらう。 

 

んで、ここでびっくりしたのが、SecHack365の中で小説を書いた人がいたらしい、、!!!

なんだそれ!!!プログラミングスキルが乏しくてもSecHack365に参加できるっていうのか!!!!!

SecHack365は1年を通してチャレンジすること。つまり受験からの入試みたいなことと同じくらいパワーが取られることもある。でも、1年やればいいモノができるし、将来いいモノを作るノウハウがGETできる。

 

作りたいものが無くても応募できるし、途中で目標を変えてもいい。

 

プレゼン2

サイバーセキュリティにも色々ある。SecHack365では、セキュリティ×クリエイティブを体験・訓練する。というのも、SecHack365の目標は、自ら手を動かし、セキュリティに関わる新たなモノ作りができる人材=セキュリティイノベーターを育成することだからだ。

対象者は日本国内に在住するU25の若手ICT人材。定員40名。学部生が40%ほどを占めているが、高校生、中学生、中には小学生が参加したこともあったそうだ。

SecHackの特徴は、年6回の集合イベント、学生向け支援、NICTならではのサイバーセキュリティ研究開発のノウハウや攻撃データ等を活用できるNONSTOPが利用可能であったり、ゲスト講演や最先端企業の見学が可能、オンラインでの指導など、様々な支援があることだ。

 

SecHack365では、ウォーターフォール方ではなく、アジャイル型開発で、作って見せて評価されるを繰り返す。

全体の土台は全員で学びながら、5つのコースに分かれて開発を行っていく。

ちなみに、2023年度は6回のイベント中3回はオンラインだった。

 

修了後も、SecHack365 Retruns(同窓会的な)が毎年開催されていたり、オンラインでのコミュニケーションも継続される。

 

仮想マシンイメージの脆弱性検知ツール(仮想マシンイメージの静的解析ツール)(2020年度)だったり、ブロックコードでパケットを学ぶアプリBlocket(2022年度)、OMF(Oh My Finger):遠距離キーボード入力推定〜無線マイクによる打鍵音取得で遠距離化を実現〜(2022年度)、MPUを活用したセキュアな組み込みOSの開発(2022)、Packet Street〜ネットワーク可視化ツール〜(2022)などが紹介された。

ここで質問に上がったのが、大学での研究テーマと同じテーマを本プログラムで用いていいか、についてだ。返答はOKだったが、その場合は漏えい等の問題になるかもしれないので、大学教員と相談した上で決める必要があるらしい。私もこうしようかな。

あと、プロジェクトにかかる費用は向こうが負担した上で物品を貸し出す、という形を取るらしい。

んで、ここの質問欄で知ったんだけど、福岡未踏っていうプログラムもあるんだって。

正式名称、「福岡未踏的人材発掘・育成コンソーシアム」。

SecHack365がNICTのプログラムなのに対し、福岡未踏は経済産業省の事業らしい。でも対象者は福岡県民だけみたいだな。

他で出てきた知らん単語は、QKD。量子鍵配送のことだって。なんだそれ。

あと、ハスラーBOF。どういう文脈で出てきたのか覚えてないな。思い出したら書き足そう。

 

そんなこんなでプレゼンが終わり。

対話・個別相談会が行われた。学習駆動コース、開発駆動コースは専門性もあり、低レイヤーな取り組みが多いそう。

 

行って驚いたのが、思索駆動コースで哲学っぽい話をしてたこと!最近うにょうにょしたことある?って聞いて回ってて、うにょうにょってなんだと思っていたら、納得できなくてモヤモヤが残ったことらしく。その出来事を聞いたツルツル頭でムキムキのトレーナーが、「それはこういうことだよね〜、やっぱりさ、難しい言葉で言うと、イデオロギーっていうのがあってね…」とかすごく優しく哲学の講義してて驚いた。なーんだもっと難しいのかと思ったジャーン!!これなら自分でもわかるネ。

 

でも私が興味あるのここじゃないかも、、、と思って、園田トレーナーのルームに入りました。大学の先生に似ててびっくりしたよね。ここからはQ&Aで書くけど、一語一句同じではないし、曲解して書いてしまうこともあるかも。注意。

 

Q.プログラミングスキルやそもそもの知識があまりないが、最低限のものはどれだけ必要なのか。

A.特になくていい。やりたいことがあればどんな形でも参加できる。現に小説を書いた人もいたし。

Q.自分は個人的に3Dモデリング勉強してジオラマを作ろうとしている。それを活かすことはできるか。

A.できる。ジオラマいいね。講習会を一日かけて体験型で行うと、「長い」という意見が出るので、代わりに動画を用いるようになった。動画とジオラマ、別の良さがあって、どちらもとてもいい。いま動画を使っているから、ジオラマという別のものを使って講習ができたらいいね。

小説書いちゃえば?実際にあった事件の報告書を使って、はっきりわかっていないことを自分で推測して、取材して、小説にしちゃえばいいじゃん?それをジオラマにするとかもいいよね。徳島の半田病院の報告書とか読んでみたらいいと思う。はっきりしていないことがあるからね。ホワイトハッカーがどうやって解決したのか、とか。

Q.そういうことをやるには、どのコースがいいのか。

A.僕のコースがいいと思いますよ。学習駆動コース。コースの中にもゼミがあってね、その中でもコンテンツゼミというのがいいんじゃないですかね。

Q.集合イベント以外で質問したり評価されたりするにはどうするのか。

A.SecHack365のコミュニケーションツールがある。そこで質問したりフィードバックもらったりできるよ。関係ないことでも自由にスレッド作って話したりして、コミュニケーションはちゃんと取れる。ツール以外では、ゼミの会議(なんて言ってたか覚えてない)が定期的にあって、僕のゼミでは週1であるよ。そこでもコミュニケーション取れる。

Q.集合イベントは参加できない場合、どうなるのか?

A.トレーナーに大学教員もいるので、大きなテストなどには被らないよう日程を組むが、それでも被ってしまった場合、遠隔で参加するなどの対応を取る。

Q.集合イベントはどんなところで実施する?

A.日本全国でやりますよ。

Q.場所を決めるのに基準はある?

A.気持ちよく散歩ができるところですね。これは結構大事で、科学的根拠があるんですよ。いいアイデアを出すには散歩がいいって。あとはー、広いホールがあるところですね。プログラムの性質上、結構広い場所が必要なんですけど、意外と広いホールがなくてですね。府中(ここらへん記憶が曖昧)に一つ、いいホテルがあったんですけど、そこも閉めちゃうらしくて。どうするんでしょうねえ。

園田:応募は今年されるんですか?

beeneu:ちょっと迷っていて。。。モデリングも上手とは言えないし、SecHack365で学びを得ながらモデリングも上達するのは難しいかと思うので、来年にしようかなと思っています。

 

 

みたいな話をした。園田トレーナー、なんでも教えてくれた。というか1聞いたら5は絶対帰ってくる。口下手なので助かったあ。。。というか、他のトレーナーさんもみんな話しやすい空気作ってくれてて、ひゃあ良かったぁ、、

 

長く書きすぎちゃった。多分他にも思い出したら付け加える。

 

今回の失敗は、PCで画面録画していたのに、音声も一緒にする設定をし忘れたこと。プレゼンは思い出しながらかけたけど、せっかくのトレーナーさんとの会話が完全に記憶が頼りなの、あほすぎる。。。

 

 

2023年度の学習駆動コースについて

https://kozos.jp/sechack365/

初めまして

どうもこんにちは。初めての投稿です。自己紹介からにしようかな。

 

大学で情報学を学んでいる大学生。

映画と動物と旅が好きです。

 

ここでは、映画の感想と、情報系イベントのレポ、あとは大学のことなんかを書いていきたい。

最近心労が貯まるのでその発散もあるかも。

ブログ書くの初めてだからたのしみ。

 

ここまでで140字だって。Twitterかよ。Xか。

 

ガチガチのセキュリティエンジニアになりたいという目標と、

人の心を動かす表現力を持った人になりたいという2つの目標を持っている。